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09月15日-03号

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  1. 酒田市議会 2009-09-15
    09月15日-03号


    取得元: 酒田市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-04-28
    平成21年  9月 定例会(第5回)平成21年9月15日(火曜日)午前10時0分開議        ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~             出欠議員氏名      菅井儀一議長         橋本明宗副議長出席議員(33名) 1番   斎藤 周議員    2番   市原栄子議員 4番   田中 廣議員    5番   荒生令悦議員 6番   佐藤 猛議員    7番   佐藤丈晴議員 8番   本多 茂議員    9番   佐藤善一議員10番   門田克己議員   11番   菅原良明議員12番   石黒 覚議員   13番   関井美喜男議員14番   堀 孝治議員   15番   市村浩一議員16番   後藤 仁議員   17番   堀 豊明議員18番   高橋千代夫議員  19番   長谷川 裕議員20番   小松原 俊議員  21番   佐藤 勝議員22番   佐藤忠智議員   23番   登坂直樹議員24番   毛屋 実議員   25番   村上栄三郎議員26番   千葉 衛議員   27番   橋本明宗議員28番   阿部與士男議員  29番   後藤孝也議員30番   富樫幸宏議員   31番   高橋一泰議員32番   菅井儀一議員   33番   兵田藤吉議員34番   佐藤 弘議員欠席議員(1名) 3番   渋谷 廣議員        ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~             説明のため出席した者阿部寿一  市長        中村 護  副市長阿蘇弘夫  水道事業管理者   石堂栄一  総務部長阿部雅治  総務部行政調整監兼総務課長                平向與志雄 企画調整部長小松原和夫 企画調整部財政調整監兼財政課長                阿部直善  健康福祉部長伊藤一幸  建設部長      斉藤喜浩  建設部技監相蘇清太郎 農林水産部長    小野直樹  商工観光部長後藤登喜男 八幡総合支所長   後藤吉史  松山総合支所長佐藤富雄  平田総合支所長   高橋清貴  会計管理者兼会計課長太田 豊  企画調整課長    原田 茂  水道部長兼工務課長高橋 修  教育委員会委員長  石川翼久  教育長加藤 裕  教育部長兼学区改編推進室長                土門修司  農業委員会会長和田邦雄  監査委員      兵藤芳勝  監査委員事務局長前田 弘  選挙管理委員会委員長        ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~             事務局職員出席者菊池 太  事務局長      佐藤繁樹  事務局次長村井 真  議事調査主査兼議事調査係長                阿蘇久泰  議事調査主査阿部 博  庶務主査兼庶務係長 齋藤浩二  議事調査係調整主任池田邦臣  議事調査係主任   檜山るみ子 庶務係主任服部紀子  庶務係主任        ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~             議事日程議事日程第3号 平成21年9月15日(火)午前10時開議第1.議第105号 酒田市職員の退職手当に関する条例の一部改正について第2.議第106号 酒田市コミュニティセンター設置管理条例の一部改正について第3.議第107号 酒田市八幡交流ホール設置管理条例の制定について第4.議第108号 酒田市立図書館設置条例の一部改正について第5.議第112号 庄内広域行政組合の規約変更について第6.議第113号 権利の放棄について第7.議第114号 物品の取得について(圧雪車)第8.議第109号 酒田市国民健康保険条例の一部改正について第9.議第110号 酒田市立酒田看護専門学校設置条例の制定について第10.議第111号 酒田市立酒田看護専門学校受験料及び授業料条例の制定について第11.議第119号 物品の取得について(福祉バス)第12.議第115号 物品の取得について(ロータリー除雪車)第13.議第116号 物品の取得について(除雪ドーザ)第14.議第117号 建設工事委託協定の変更について(酒田市公共下水道酒田終末処理場建設工事委託水処理施設増設))第15.議第118号 請負契約の締結について(酒田市定期航路事業所クレーン設置工事)第16.報第14号 専決事項の報告について(平成21年度酒田市一般会計補正予算(第5号))第17.議第94号 平成21年度酒田市一般会計補正予算(第6号)第18.議第95号 平成21年度酒田市交通災害共済事業特別会計補正予算(第1号)第19.議第96号 平成21年度酒田市八幡簡易水道事業特別会計補正予算(第1号)第20.議第97号 平成21年度酒田市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)第21.議第98号 平成21年度酒田市老人保健医療事業特別会計補正予算(第2号)第22.議第99号 平成21年度酒田市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第1号)第23.議第100号 平成21年度酒田市介護保険特別会計補正予算(第2号)第24.議第101号 平成21年度酒田市公共下水道事業特別会計補正予算(第2号)第25.議第102号 平成21年度酒田市農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)第26.議第103号 平成21年度酒田市合併処理浄化槽事業特別会計補正予算(第1号)第27.議第104号 平成21年度酒田市駐車場事業特別会計補正予算(第2号)第28.認第1号 平成20年度酒田市一般会計歳入歳出決算の認定について第29.認第2号 平成20年度酒田市交通災害共済事業特別会計歳入歳出決算の認定について第30.認第3号 平成20年度酒田市八幡簡易水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について第31.認第4号 平成20年度酒田市国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について第32.認第5号 平成20年度酒田市老人保健医療事業特別会計歳入歳出決算の認定について第33.認第6号 平成20年度酒田市後期高齢者医療事業特別会計歳入歳出決算の認定について第34.認第7号 平成20年度酒田市介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について第35.認第8号 平成20年度酒田市診療所事業特別会計歳入歳出決算の認定について第36.認第9号 平成20年度酒田市公共下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について第37.認第10号 平成20年度酒田市農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算の認定について第38.認第11号 平成20年度酒田市合併処理浄化槽事業特別会計歳入歳出決算の認定について第39.認第12号 平成20年度酒田市駐車場事業特別会計歳入歳出決算の認定について第40.認第13号 平成20年度酒田市定期航路事業特別会計歳入歳出決算の認定について第41.認第14号 平成20年度酒田市水道事業会計決算の認定について第42.認第15号 平成20年度酒田市病院事業会計決算の認定について第43.地域医療について第44.農業再生・地域産業振興について第45.少子化・子育て支援等について第46.駅前整備・高速交通体系推進について第47.請願第5号 日米FTAに反対する意見書提出に関する請願第48.請願第6号 ミニマム・アクセス米の義務輸入中止を求める意見書提出に関する請願第49.請願第7号 米価急落対策の実施を求める意見書提出に関する請願第50.議会第3号 日米FTAに反対する意見書について第51.報第18号 平成20年度地方独立行政法人山形県・酒田市病院機構の業務実績の評価について        -----------------------------             本日の会議に付した事件(議事日程のとおり)        ----------------------------- ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ △開議 ○菅井儀一議長 それでは再開いたします。 本日の欠席通告者は、3番、渋谷廣議員であります。そして、遅刻通告者は、18番、高橋千代夫議員であります。 定足数に達しておりますので、直ちに本日の会議を開きます。 本日は、お手元に配付いたしております議事日程第3号によって議事を進めてまいります。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ △議第105号酒田市職員の退職手当に関する条例の一部改正について外41件 ○菅井儀一議長 日程第1、議第105号酒田市職員の退職手当に関する条例の一部改正についてから日程第42、認第15号平成20年度酒田市病院事業会計決算の認定についてまでの議案42件を一括議題といたします。 各委員長から常任委員会及び特別委員会における審査の経過並びに結果について順次報告を求めます。 -----------------------総務常任委員会委員長報告菅井儀一議長 初めに、日程第1から日程第7までについて、総務常任委員会委員長、17番、堀豊明議員。 (堀 豊明総務常任委員会委員長 登壇) ◆堀豊明総務常任委員会委員長 おはようございます。 総務常任委員会に付託されました議案7件につきましては、審査の結果、次のとおり決定いたしましたので、会議規則第39条第1項の規定により御報告申し上げます。 議案番号、件名、審査年月日、審査の結果、決定の理由の順に申し上げます。 議第105号酒田市職員の退職手当に関する条例の一部改正について。平成21年9月10日。原案可決であります。 本案は、退職手当に係る新たな支給制限及び返納制度の創設に伴い、所要の改正を行うものであり、原案を妥当と認め可決すべきものと決定いたしました。 議第106号酒田市コミュニティセンター設置管理条例の一部改正について。平成21年9月10日。原案可決であります。 本案は、観音寺コミュニティセンター及び大沢コミュニティセンターを移転するため、所要の改正を行うものであり、原案を妥当と認め可決すべきものと決定いたしました。 議第107号酒田市八幡交流ホール設置管理条例の制定について。平成21年9月10日。原案可決であります。 本案は、市民の交流活動を促進し、地域のにぎわい創出及び地域振興に寄与することを目的とした八幡交流ホールを設置するため、新たに条例を制定するものであり、原案を妥当と認め可決すべきものと決定いたしました。 議第108号酒田市立図書館設置条例の一部改正について。平成21年9月10日。原案可決であります。 本案は、市立図書館八幡分館の位置を変更するとともに、図書整理期間の調整を図るため、所要の改正を行うものであり、原案を妥当と認め可決すべきものと決定いたしました。 議第112号庄内広域行政組合の規約変更について。平成21年9月10日。原案可決であります。 本案は、庄内広域行政組合庄内地域振興基金において、組合市町の出資金を取り崩すことができるようにするとともに、山形県の助成金の返還に関し定めるため、組合規約を変更することについて協議するものであり、原案を妥当と認め可決すべきものと決定いたしました。 議第113号権利の放棄について。平成21年9月10日。原案可決であります。 本案は、庄内広域行政組合庄内地域振興基金に対する出資金について、庄内食肉流通センター建設事業の起債の償還財源などに充当するため、当該出資金に関する権利を放棄することについて、議会の議決を求めるものであり、原案を妥当と認め可決すべきものと決定いたしました。 議第114号物品の取得について(圧雪車)。平成21年9月10日。原案可決であります。 本案は、ゲレンデ整備用の圧雪車を取得するものであり、原案を妥当と認め可決すべきものと決定いたしました。 以上、よろしく御審議くださるようお願い申し上げます。 -----------------------民生常任委員会委員長報告菅井儀一議長 次に、日程第8から日程第11までについて、民生常任委員会副委員長、13番、関井美喜男議員。 (関井美喜男民生常任委員会副委員長 登壇) ◆関井美喜男民生常任委員会副委員長 民生常任委員会に付託されました議案4件につきましては、審査の結果、次のとおり決定いたしましたので、会議規則第39条第1項の規定により御報告申し上げます。 議案番号、件名、審査年月日、審査の結果、決定の理由の順に申し上げます。 議第109号酒田市国民健康保険条例の一部改正について。平成21年9月10日。原案可決であります。 本案は、健康保険法施行令等に基づく出産育児一時金が平成21年10月1日から平成23年3月31日までの間の出産に限り、特例として引き上げられることに準ずるため所要の改正を行うものであり、原案を妥当と認め可決すべきものと決定いたしました。 議第110号酒田市立酒田看護専門学校設置条例の制定について。平成21年9月10日。原案可決であります。 本案は、学校教育法に規定する専修学校として、新たに看護専門学校を設置しようとするものであり、原案を妥当と認め可決すべきものと決定いたしました。 議第111号酒田市立酒田看護専門学校受験料及び授業料条例の制定について。平成21年9月10日。原案可決であります。 本案は、看護専門学校の受験料及び授業料に関する事項を定めるものであり、原案を妥当と認め可決すべきものと決定いたしました。 議第119号物品の取得について(福祉バス)。平成21年9月10日。原案可決であります。 本案は、福祉バスとして使用する大型バスを取得するものであり、原案を妥当と認め可決すべきものと決定をいたしました。 以上、よろしく御審議くださいますようお願い申し上げます。 -----------------------建設常任委員会委員長報告菅井儀一議長 次に、日程第12から日程第14までについて、建設常任委員会委員長、14番、堀孝治議員。 (堀 孝治建設常任委員会委員長 登壇) ◆堀孝治建設常任委員会委員長 建設常任委員会に付託されました議案3件につきましては、審査の結果、次のとおり決定いたしましたので、会議規則第39条第1項の規定により御報告申し上げます。 議案番号、件名、審査年月日、審査の結果、決定の理由の順に申し上げます。 議第115号物品の取得について(ロータリー除雪車)。平成21年9月10日。原案可決であります。 本案は、道路の除雪に使用するロータリー除雪車を取得するものであり、原案を妥当と認め可決すべきものと決定いたしました。 議第116号物品の取得について(除雪ドーザ)。平成21年9月10日。原案可決であります。 本案は、道路の除雪に使用する除雪ドーザを取得するものであり、原案を妥当と認め可決すべきものと決定いたしました。 議第117号建設工事委託協定の変更について(酒田市公共下水道酒田終末処理場建設工事委託水処理施設増設))。平成21年9月10日。原案可決であります。 本案は、酒田市公共下水道酒田終末処理場水処理施設増設工事について、入札差額等により当初に比べ協定価格が低くなることから、協定の金額を変更する必要が生じたため、議会の議決を求めるものであり、原案を妥当と認め可決すべきものと決定いたしました。 以上、よろしく御審議くださるようお願い申し上げます。 -----------------------経済常任委員会委員長報告菅井儀一議長 次に、日程第15について経済常任委員会委員長、29番、後藤孝也議員。 (後藤孝也経済常任委員会委員長 登壇) ◆後藤孝也経済常任委員会委員長 経済常任委員会に付託されました議案1件につきましては、審査の結果、次のとおり決定いたしましたので、会議規則第39条第1項の規定により御報告申し上げます。 議案番号、議第118号。件名、請負契約の締結について(酒田市定期航路事業所クレーン設置工事)。審査年月日、平成21年9月10日。審査の結果、原案可決であります。 決定の理由、本案は酒田市定期航路事業所クレーン設置工事の請負契約を締結するものであり、原案を妥当と認め可決すべきものと決定いたしました。 以上、よろしく御審議くださいますようお願い申し上げます。 -----------------------予算特別委員会委員長報告菅井儀一議長 次に、日程第16から日程第27までについて、予算特別委員会委員長、10番、門田克己議員。 (門田克己予算特別委員会委員長 登壇) ◆門田克己予算特別委員会委員長 予算特別委員会に付託されました議案12件につきましては、審査の結果、次のとおり決定いたしましたので、会議規則第39条第1項の規定により御報告を申し上げます。 議案番号、件名、審査年月日、審査の結果、決定の理由の順に申し上げます。 報第14号専決事項の報告について(平成21年度酒田市一般会計補正予算(第5号))。平成21年9月11日。承認であります。 本案は、酒田南高等学校の第91回全国高等学校野球選手権大会出場に係る賞賜金を予算計上することについて、専決処分したものであり、専決を妥当と認め承認すべきものと決定いたしました。 議第94号平成21年度酒田市一般会計補正予算(第6号)。平成21年9月11日。原案可決であります。 本案は、14億8,245万6,000円増額し、予算総額を519億9,582万円とするものである。 今回の補正は、国の経済危機対策である1次補正予算に対応した地域活性化・経済危機対策臨時交付金の活用事業、緊急雇用創出事業の追加のほか、補助内示に伴う補正が主なものである。 歳出の主なものは、国の交付金を活用した光ファイバーケーブルを市内未整備地域へ設置する地域情報通信基盤整備事業地域福祉センター改修事業、光ケ丘公園再整備事業などの計上、緊急雇用創出事業として道路環境保全事業等の追加計上、県の補助事業を活用した農林水産業創意工夫プロジェクト支援事業などの計上、利用実績の増による中小企業経営安定助成金の増額計上である。 これに充当する財源としては、国庫支出金、県支出金、繰越金、市債などを増額するものであり、原案を妥当と認め可決すべきものと決定いたしました。 議第95号平成21年度酒田市交通災害共済事業特別会計補正予算(第1号)。平成21年9月11日。原案可決であります。 本案は、歳入予算の一部を補正し、予算総額を補正前と同額とするものである。 今回の補正は、前年度繰越金の確定に伴うもので、歳入で繰越金を増額し、基金繰入金を減額するものであり、原案を妥当と認め可決すべきものと決定いたしました。 議第96号平成21年度酒田市八幡簡易水道事業特別会計補正予算(第1号)。平成21年9月11日。原案可決であります。 本案は、歳入予算の一部を補正し、予算総額を補正前と同額とするものである。 今回の補正は、前年度繰越金の確定に伴うもので、歳入で繰越金を増額し、一般会計繰入金を減額するものであり、原案を妥当と認め可決すべきものと決定いたしました。 議第97号平成21年度酒田市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)。平成21年9月11日。原案可決であります。 本案は、事業勘定で486万8,000円増額し、予算総額を117億9,688万5,000円とするものである。 その補正内容は、前年度繰越金の確定や出産育児一時金支給額の引き上げなどによるものである。歳出では、出産育児一時金、後期高齢者支援金などを増額し、介護納付金などを減額するものであり、歳入では、国庫支出金、繰越金などを増額し、前期高齢者交付金、諸収入を減額するものである。 また、施設勘定では、27万4,000円増額し、予算総額を9,703万7,000円とするものである。 その補正内容は、前年度繰越金の確定及び修繕料、備品購入費によるもので、歳出では、一般管理費を増額し、歳入では、繰越金を増額し、診療所基金繰入金を減額するものであり、原案を妥当と認め可決すべきものと決定いたしました。 議第98号平成21年度酒田市老人保健医療事業特別会計補正予算(第2号)。平成21年9月11日。原案可決であります。 本案は、442万4,000円増額し、予算総額を1億3,185万6,000円とするものである。 今回の補正は、支払基金の精算に伴うもので、歳入では、一般会計繰入金を、歳出では、償還金をそれぞれ増額するものであり、原案を妥当と認め可決すべきものと決定いたしました。 議第99号平成21年度酒田市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第1号)。平成21年9月11日。原案可決であります。 本案は、1,329万7,000円増額し、予算総額を10億6,319万5,000円とするものである。 今回の補正は、前年度繰越金や山形県後期高齢者医療広域連合に対する負担金などの確定によるものである。歳出では、後期高齢者医療広域連合負担金保険料還付金を増額し、歳入では、繰越金を増額し、一般会計繰入金を減額するものであり、原案を妥当と認め可決すべきものと決定いたしました。 議第100号平成21年度酒田市介護保険特別会計補正予算(第2号)。平成21年9月11日。原案可決であります。 本案は、1億4,728万9,000円増額し、予算総額を94億3,437万2,000円とするものである。 今回の補正は、国及び支払基金の精算、前年度繰越金の確定などによるものである。歳入では、国庫支出金、県支出金、繰越金を増額するとともに、繰入金を減額し、歳出では、介護給付費準備基金積立金や国庫負担金、支払基金交付金の返還金などを増額するものであり、原案を妥当と認め可決すべきものと決定いたしました。 議第101号平成21年度酒田市公共下水道事業特別会計補正予算(第2号)。平成21年9月11日。原案可決であります。 本案は、2,054万5,000円減額し、予算総額を76億6,637万円とするものである。 今回の補正は、事業執行に伴う事業費の組みかえ、緊急雇用創出事業の活用などによるものである。歳入では、繰越金、県支出金などを増額するとともに、国庫支出金、市債を減額し、歳出では、緊急雇用創出事業として下水道申請台帳等データ化事業を新たに計上するほか、分流式雨水幹線整備事業などを増額し、酒田終末処理場分流式建設事業などを減額するものであり、原案を妥当と認め可決すべきものと決定いたしました。 議第102号平成21年度酒田市農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)。平成21年9月11日。原案可決であります。 本案は、473万2,000円増額し、予算総額を10億315万7,000円とするものである。 今回の補正は、事業執行に伴う事業費の増額、前年度繰越金の確定に伴うもので、歳出では、排水施設築造費を増額し、歳入では、一般会計繰入金、繰越金を増額するものであり、原案を妥当と認め可決すべきものと決定いたしました。 議第103号平成21年度酒田市合併処理浄化槽事業特別会計補正予算(第1号)。平成21年9月11日。原案可決であります。 本案は、歳入予算の一部を補正し、予算総額を補正前と同額とするものである。 今回の補正は、前年度繰越金の確定に伴うもので、歳入で繰越金を増額し、一般会計繰入金を減額するものであり、原案を妥当と認め可決すべきものと決定いたしました。 議第104号平成21年度酒田市駐車場事業特別会計補正予算(第2号)。平成21年9月11日。原案可決であります。 本案は、7,416万5,000円増額し、予算総額を9,996万円とするものである。 今回の補正は、前年度繰越金の確定及び駐車場整備に係るものである。歳出では、設計委託料、整備工事費、公有財産購入費などを新たに計上し、歳入では、駐車場整備基金繰入金、繰越金を増額するものであり、原案を妥当と認め可決すべきものと決定をいたしました。 以上、よろしく御審議くださいますようお願いを申し上げます。 -----------------------
    一般会計決算特別委員会委員長報告菅井儀一議長 次に、日程第28について、一般会計決算特別委員会委員長、20番、小松原俊議員。 (小松原 俊一般会計決算特別委員会委員長 登壇) ◆小松原俊一般会計決算特別委員会委員長 一般会計決算特別委員会に付託されました議案1件につきまして、審査の結果、次のとおり決定いたしましたので、会議規則第39条第1項の規定により御報告申し上げます。 議案番号、認第1号。件名、平成20年度酒田市一般会計歳入歳出決算の認定について。審査年月日、平成21年9月4日、9月7日、9月9日の3日間であります。審査の結果、認定であります。 決定の理由、本決算については、決算に係る書類等によって精細に審査の後、起立採決の結果、賛成多数をもって認定すべきものと決定いたしました。 以上、よろしく御審議くださいますようお願い申し上げます。 ----------------------- △特別会計決算特別委員会委員長報告 ○菅井儀一議長 次に、日程第29から日程第42までについて、特別会計決算特別委員会委員長、5番、荒生令悦議員。 (荒生令悦特別会計決算特別委員会委員長 登壇) ◆荒生令悦特別会計決算特別委員会委員長 特別会計決算特別委員会に付託されました議案14件につきましては、審査の結果、次のとおり決定いたしましたので、会議規則第39条第1項の規定により報告いたします。 議案番号、件名、審査年月日、審査の結果の順に申し上げ、決定の理由は最後に申し上げます。 認第2号平成20年度酒田市交通災害共済事業特別会計歳入歳出決算の認定について。平成21年9月7日、9月9日。認定であります。 平成20年度酒田市八幡簡易水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について。平成21年9月7日、9月9日。認定であります。 平成20年度酒田市国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について。平成21年9月7日、9月9日。認定であります。 (「認第何号と言わなければならない」と呼ぶ者あり) ◆荒生令悦特別会計決算特別委員会委員長 議案番号を申し上げるのを怠りましたので、最初からやり直し、申しわけございません。 認第2号平成20年度酒田市交通災害共済事業特別会計歳入歳出決算の認定について。平成21年9月7日、9月9日。認定であります。 認第3号平成20年度酒田市八幡簡易水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について。平成21年9月7日、9月9日。認定であります。 認第4号平成20年度酒田市国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について。平成21年9月7日、9月9日。認定であります。 認第5号平成20年度酒田市老人保健医療事業特別会計歳入歳出決算の認定について。平成21年9月7日、9月9日。認定であります。 認第6号平成20年度酒田市後期高齢者医療事業特別会計歳入歳出決算の認定について。平成21年9月9日。認定であります。 認第7号平成20年度酒田市介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について。平成21年9月9日。認定であります。 認第8号平成20年度酒田市診療所事業特別会計歳入歳出決算の認定について。平成21年9月9日。認定であります。 認第9号平成20年度酒田市公共下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について。平成21年9月4日、9月9日。認定であります。 認第10号平成20年度酒田市農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算の認定について。平成21年9月4日、9月9日。認定であります。 認第11号平成20年度酒田市合併処理浄化槽事業特別会計歳入歳出決算の認定について。平成21年9月4日、9月9日。認定であります。 認第12号平成20年度酒田市駐車場事業特別会計歳入歳出決算の認定について。平成21年9月4日、9月9日。認定であります。 認第13号平成20年度酒田市定期航路事業特別会計歳入歳出決算の認定について。平成21年9月4日、9月9日。認定であります。 認第14号平成20年度酒田市水道事業会計決算の認定について。平成21年9月9日。認定であります。 認第15号平成20年度酒田市病院事業会計決算の認定について。平成21年9月9日。認定であります。 以上、よろしく御審議くださるようお願いいたします。 (「決定の理由」と呼ぶ者あり) ◆荒生令悦特別会計決算特別委員会委員長 最後に決定の理由を申し上げます。 左記平成20年度各会計決算については、決算に係る書類等によって精細に審査の後、認第4号及び認第6号については、起立採決の結果、賛成多数をもって認定すべきものと決定いたしました。また、その他の各会計決算については、全会一致をもって妥当なものと認め認定すべきものと決定いたしました。 以上、よろしく御審議くださるようお願い申し上げます。 ○菅井儀一議長 これより各委員長の報告に対し、質疑を行います。 (「なし」と呼ぶ者あり) ○菅井儀一議長 ないようですので、質疑を終結いたします。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ △討論 ○菅井儀一議長 これより討論を行います。 通告がありますので、発言を許します。 ----------------------- △斎藤周議員討論 ○菅井儀一議長 1番、斎藤周議員。 (1番 斎藤 周議員 登壇) ◆1番(斎藤周議員) それでは、日本共産党市議会議員団を代表して、認第1号平成20年度一般会計歳入歳出決算の認定についてと、認第6号平成20年度酒田市後期高齢者医療事業特別会計歳入歳出決算の認定について、そして関連のある認第4号平成20年度酒田市国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定についての3件について、反対の立場で討論を行います。 最初に、認第1号であります。 今決算は、他の議員からも10億円前後の繰越金を想定しているのではないか、あるいは不用額が多いのではないかなどといった疑問が出されるなど、予算の使い方はどうあるべきかということが議論になりました。私たちは総括質疑で、市民税や国保税の滞納が増加していること、準要保護児童・生徒数がここ10年間で最も多くなっていることを指摘し、さらには決算特別委員会で中央高校での授業料の滞納がふえつつある実態が明らかになるなど、市民が不況のもとで苦悩している実態を示して、基金を積み増しする分の一部や平成21年度に繰り越す分の一部を酒田市独自での貧困と格差をなくす取り組みや福祉施策の充実など、年度途中であっても不用額が出ると想定された場合、遡求してまででもそうした施策に回すべきだと主張しました。しかし、市長は、あくまでも生活に困っている人への対応は国あるいは当初予算でと答えるなど、年度途中で政治的判断での施策を立ち上げないという考え方には賛同できないものであります。 酒田市は、平成19年度と20年度の2カ年にわたって原油が高騰したもとで、低所得者の冬期間の生活を考慮し、福祉灯油券事業を年度途中で政治的判断で実施して、市民から喜ばれたというすばらしい実績があるわけです。そうした事例からしても、市長自身、市民がこの不況で苦しんでいる実態を把握し、年度途中であっても、市民に広がっている貧困と格差をなくす施策や福祉施策の充実などの取り組みは十分できると考えるものであります。 また、反対する理由には、ほかに港湾や道路などの負担金が軽減されていないことや、消費税が転嫁されていることも挙げておきます。 一般会計の最後に、今定例会が終わると平成22年度の予算編成作業に入るわけですが、ぜひとも平成21年度のすぐれた施策をさらに前進させるとともに、今決算で私たちが指摘した年度途中であっても市民の生活実態を考慮した施策を立ち上げるということを念頭に入れていただきたいということを要望しておきたいと思います。 次に、認第6号と関連がある認第4号であります。 私たちは、後期高齢者医療制度について75歳以上を一律に後期高齢者と決めつけ、現役世代から切り離し、全く独立した医療保険に加入させることは差別医療につながると当初予算に反対しましたので、決算でも同様の理由で反対いたします。 また、認第4号は6号に関連する経費が含まれておりますので、反対をいたします。 以上で反対討論を終わります。 ○菅井儀一議長 以上で、通告による討論は終了いたしました。 これをもって討論を終結いたします。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ △採決 ○菅井儀一議長 これより採決を行います。 初めに、日程第1、議第105号酒田市職員の退職手当に関する条例の一部改正についてから日程第7、議第114号物品の取得について(圧雪車)までの7件を一括採決いたします。 お諮りいたします。 議第105号から議第114号までの7件は、総務常任委員会委員長の報告は原案可決であります。総務常任委員会委員長の報告のとおり決するに御異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○菅井儀一議長 御異議なしと認めます。 よって、議第105号から議第114号までの7件は、総務常任委員会委員長の報告のとおり決しました。 次に、日程第8、議第109号酒田市国民健康保険条例の一部改正についてから日程第11、議第119号物品の取得について(福祉バス)までの4件を一括採決いたします。 議第109号から議第119号までの4件は、民生常任委員会副委員長の報告は原案可決であります。民生常任委員会副委員長の報告のとおり決するに御異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○菅井儀一議長 御異議なしと認めます。 よって、議第109号から議第119号までの4件は、民生常任委員会副委員長の報告のとおり決しました。 次に、日程第12、議第115号物品の取得について(ロータリー除雪車)から日程第14、議第117号建設工事委託協定の変更について(酒田市公共下水道酒田終末処理場建設工事委託水処理施設増設))までの3件を一括採決いたします。 お諮りいたします。 議第115号から議第117号までの3件は、建設常任委員会委員長の報告は原案可決であります。建設常任委員会委員長の報告のとおり決するに御異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○菅井儀一議長 異議なしと認めます。 よって、議第115号から議第117号までの3件は、建設常任委員会委員長の報告のとおり決しました。 次に、日程第15、議第118号請負契約の締結について(酒田市定期航路事業所クレーン設置工事)を採決いたします。 お諮りいたします。 議第118号は、経済常任委員会委員長の報告は原案可決であります。経済常任委員会委員長の報告のとおり決するに御異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○菅井儀一議長 御異議なしと認めます。 よって、議第118号は経済常任委員会委員長の報告のとおり決しました。 次に、日程第16、報第14号専決事項の報告について(平成21年度酒田市一般会計補正予算(第5号))から日程第27、議第104号平成21年度酒田市駐車場事業特別会計補正予算(第2号)までの12件を採決いたします。 お諮りいたします。 予算特別委員会委員長の報告は、報第14号は承認、議第94号から議第104号までの11件は原案可決であります。予算特別委員会委員長の報告のとおり決するに御異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○菅井儀一議長 御異議なしと認めます。 よって、報第14号及び議第94号から議第104号までの12件は、予算特別委員会委員長の報告のとおり決しました。 次に、日程第28、認第1号平成20年度酒田市一般会計歳入歳出決算の認定についてを起立により採決いたします。 お諮りいたします。 認第1号は、一般会計決算特別委員会委員長の報告は認定であります。一般会計決算特別委員会委員長の報告のとおり決するに賛成の議員の起立を求めます。 (賛成者起立) ○菅井儀一議長 起立多数であります。 よって、認第1号は一般会計決算特別委員会委員長の報告のとおり決しました。 次に、日程第29、認第2号平成20年度酒田市交通災害共済事業特別会計歳入歳出決算の認定について、日程第30、認第3号平成20年度酒田市八幡簡易水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について、日程第32、認第5号平成20年度酒田市老人保健医療事業特別会計歳入歳出決算の認定について及び日程第34、認第7号平成20年度酒田市介護保険特別会計歳入歳出決算の認定についてから日程第42、認第15号平成20年度酒田市病院事業会計決算の認定についてまでの12件を一括採決いたします。 お諮りいたします。 認第2号、認第3号、認第5号及び認第7号から認第15号までの12件は、特別会計決算特別委員会委員長の報告は認定であります。特別会計決算特別委員会委員長の報告のとおり決するに御異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○菅井儀一議長 御異議なしと認めます。 よって、認第2号、認第3号、認第5号及び認第7号から認第15号までの12件は、特別会計決算特別委員会委員長の報告のとおり決しました。 次に、日程第31、認第4号平成20年度酒田市国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定についてを起立により採決いたします。 お諮りいたします。 認第4号は特別会計決算特別委員会委員長の報告は認定であります。特別会計決算特別委員会委員長の報告のとおり決するに賛成の議員の起立を求めます。 (賛成者起立) ○菅井儀一議長 起立多数であります。 よって、認第4号は特別会計決算特別委員会委員長の報告のとおり決しました。 次に、日程第33、認第6号平成20年度酒田市後期高齢者医療事業特別会計歳入歳出決算の認定についてを起立により採決いたします。 お諮りいたします。 認第6号は、特別会計決算特別委員会委員長の報告は認定であります。特別会計決算特別委員会委員長の報告のとおり決するに賛成の議員の起立を求めます。 (賛成者起立) ○菅井儀一議長 起立多数であります。 よって、認第6号は特別会計決算特別委員会委員長の報告のとおり決しました。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ △地域医療について ○菅井儀一議長 次に、日程第43、地域医療についてを議題といたします。 地域医療調査特別委員会委員長から、特別委員会における調査の経過並びに結果について報告を求めます。 ----------------------- △地域医療調査特別委員会委員長報告 ○菅井儀一議長 地域医療調査特別委員会委員長、22番、佐藤忠智議員。 (佐藤忠智地域医療調査特別委員会委員長 登壇) ◆佐藤忠智地域医療調査特別委員会委員長 本委員会は、付託されました地域医療につきまして鋭意調査研究を行ってきたところでありますが、その内容につきまして会議規則第39条第1項の規定により御報告申し上げます。 山形県立日本海病院と酒田市立酒田病院の統合再編以前の庄内地域、とりわけ北庄内地域においては、県立日本海病院を初めとする総合病院や地域の診療所がそれぞれの役割を果たしておりましたが、医師不足等々の問題も抱えており、厳しい医療環境でありました。全国的にも平成12年前後から地域医療を取り巻くさまざまな問題が表面化してきており、規模の小さな自治体は、地方交付税の減額や診療報酬の改定で医療機関の収入が減少し、公立病院の赤字を支え切れず経営困難に陥っているところもあります。さらに、臨床研修制度の施行に伴い医師不足も深刻化し、特定の診療科の閉鎖、ひいては病院自体の存続すら危ぶまれ、地域医療の崩壊という危機的な状況となっています。 このような状況のもと、本委員会は、地域医療における諸条件の整備について調査研究するため、平成19年12月17日に設置され、地域医療の現状の把握や課題の分析、医療関係者などからの意見聴取、先進地視察などを通して、地域医療のあり方や地域特性に見合った連携体制について鋭意調査検討を行ってきたところであります。 本市においては、平成20年4月1日に山形県立日本海病院と酒田市立酒田病院が統合して、地方独立行政法人山形県・酒田市病院機構が設立され、県立日本海病院が日本海総合病院、市立酒田病院が酒田医療センターとして業務を開始しました。今回の統合に関しては、経営基盤の安定化を図り、良質で高度な医療サービスを提供するとともに、地域住民の生命と健康を守る中核病院として、それぞれの機能を果たし、地域の医療機関等との連携を強化していくものと大きな期待を寄せているところであります。 また、本市の検診状況から見ると、特にがん検診において県内でも最低水準にあった受診率が、地区医師会と行政の地道な取り組みにより大幅な向上につながっております。これは、地域との一体的な取り組みが功を奏したものであり、今後の保健行政や地域医療のあり方を考える上で重要なポイントと言えます。 今後、本地域の医療体制を確立し、維持向上するためには、地域全体での医療連携の強化や地域住民との協働が不可欠であり、医療、介護、福祉の連携、とりわけ患者治療や医療資源の効率活用の面で在宅医療の促進や病診連携の推進が重要となります。このため、自治体のリーダーシップのもと、医療、介護、福祉の各部門の関係者が、地域医療の担い手としての責任を強く認識し、課題を一つ一つクリアしていく必要があります。 地域医療の充実は、市民の生命と健康にかかわる重要なテーマであり、大きな行政課題でもあります。今回の調査の成果を今後の行政につなげるべく、市当局とも連携しながらさらなる努力を続けていくことが必要であります。 以上、調査結果を申し上げ、本委員会の報告といたします。 なお、本委員会の開催状況及び活動状況の詳細につきましては、お手元に配付しております報告書をごらんいただきたいと思います。 終わりに、本委員会に御協力、御助言を賜りました医療関係者の皆様、委員の皆様、議員各位並びに関係当局の方々に心から感謝を申し上げます。 以上でございます。 ○菅井儀一議長 これより特別委員会委員長の報告に対し、質疑を行います。 (「なし」と呼ぶ者あり) ○菅井儀一議長 ないようですので、質疑を終結いたします。 ただいまの報告は、特別委員会における調査検討についての報告でありますので、御了承をお願いいたします。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ △農業再生・地域産業振興について ○菅井儀一議長 次に、日程第44、農業再生・地域産業振興についてを議題といたします。 農業再生・地域産業振興特別委員会委員長から、特別委員会における調査の経過並びに結果について報告を求めます。 ----------------------- △農業再生・地域産業振興特別委員会委員長報告 ○菅井儀一議長 農業再生・地域産業振興特別委員会委員長、8番、本多茂議員。 (本多 茂農業再生・地域産業振興特別委員会委員長 登壇) ◆本多茂農業再生・地域産業振興特別委員会委員長 本委員会は、付託されました農業再生・地域産業振興につきまして、調査研究を行ってきたところでありますが、その内容につきまして会議規則第39条第1項の規定により御報告を申し上げます。 本委員会は、農業再生と地域産業振興の具体的方策について調査研究するため、平成19年12月17日に設置され、これまで9回の委員会を開催し、現状と課題の分析、課題解決のための具体的な施策のあり方について、鋭意調査研究を行ってまいりました。 今日の農業は、高齢化や担い手の減少、耕作放棄地の増大など、取り巻く環境は非常に厳しい状況にあります。この難局を乗り越え、農家の所得向上や経営基盤の安定、担い手の育成を図るには、農業団体と行政が一体となった方策を打ち出す必要があります。 平成19年度から新たな農業政策が始まり、認定農業者と集落営農を中心とする制度、農地環境の保全のための新たな農地・水・環境保全向上対策や農地を借りる規制を大幅に緩和する農地法の改正など、農業構造が急激に変化したため、制度の理解に時間を要し、対応し切れていないのが現状であります。本市においても、「酒田市食と農業・農村ビジョン」がことしの5月に改定され、今後の50年を想定した大変すばらしい内容となっていますが、このことを農家や市民に知らせることが重要であります。よって、農業団体と行政が一体となり、すべての農家や市民が制度やビジョンをきちんと理解し、活用できるような環境の整備と周知の徹底を図るための具体的な方策が必要であると考えます。 また、米の消費拡大や飼料用米の増産、米粉の活用など水田のフル活用を進める一方、農家自身も経営に対する考えをしっかりと持ち、農産物の生産から販売までを行う6次産業化を進め、担い手の育つ取り組みが必要であります。 地域産業振興につきましては、酒田市においても6月まで14カ月連続で対前年同月比を下回っている有効求人倍率が示すように、過去に経験したことがない厳しい経済状態にあります。また、中心市街地においては、空き店舗の増加、居住人口の減少など衰退に歯どめがかからない状態が続いております。地域を支えてきた中小企業の支援や雇用創出のための新産業の育成、中心市街地の活性化など、喫緊に取り組まなければならない課題は多くあります。 本市では、市政運営の指針となる「酒田市総合計画」、観光による地域活性化を目指すための「酒田市観光基本計画」、中心市街地の再興を目的とした「酒田市中心市街地活性化基本計画」、酒田市の豊かな食の継承と農業・農村の発展を実現するための「酒田市食と農業・農村ビジョン」が策定されております。今後は、経済団体と行政が一体となって、これらの計画と連動した本市の地域特性を生かした産業を育てるための産業振興ビジョンを策定し、具現化することが必要であります。このことは、足腰の強い産業構造を築くとともに、安定した雇用の創出を図り、町が活力を取り戻すことにつながるものであり、市の将来にとって非常に重要であると考えます。 なお、本委員会に与えられた2年間ですべての課題を抽出し、調査研究を行うまでには至りませんでしたが、農業再生及び地域産業振興はいずれも非常に大きなテーマであり、今後ともいろいろな機会をとらえ、市当局とも連携しながら課題解決の努力を続けていく必要があります。 以上、調査結果を申し上げ、本委員会の報告といたします。 なお、本委員会の開催状況及び活動状況の詳細につきましては、お手元に配付をしております報告書をごらんいただきたいと思います。 終わりに、本委員会に御協力、御助言を賜りました皆様、議員各位並びに関係当局の方々に心から感謝を申し上げます。 以上でございます。 ○菅井儀一議長 これより特別委員会委員長の報告に対し、質疑を行います。 (「なし」と呼ぶ者あり) ○菅井儀一議長 ないようですので、質疑を終結いたします。 ただいまの報告は、特別委員会における調査検討についての報告でありますので、御了承をお願いいたします。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ △少子化・子育て支援等について ○菅井儀一議長 次に、日程第45、少子化・子育て支援等についてを議題といたします。 少子化・子育て支援等調査特別委員会委員長から、特別委員会における調査の経過並びに結果について報告を求めます。 ----------------------- △少子化・子育て支援等調査特別委員会委員長報告 ○菅井儀一議長 少子化・子育て支援等調査特別委員会委員長、20番、小松原俊議員。 (小松原 俊少子化・子育て支援等調査特別委員会委員長 登壇) ◆小松原俊少子化・子育て支援等調査特別委員会委員長 本委員会は、付託されました少子化・子育て支援につきまして調査研究を行ってきたところであります。その内容につきまして、会議規則第39条第1項の規定により御報告申し上げます。 本委員会は、少子化対策及び子育て支援策についての調査研究を、「子どもを生みやすい環境・育てやすい環境」をテーマに進めてきました。 少子化対策、子育て支援策の調査研究と一言で言っても、男女の出会い、結婚、出産、育児期間を経て、成人するまでの長い年月のことであるため、国・県・市とも事業は多岐にわたり、調査の進め方に苦慮するものでありました。 現在、本市では、さまざまな子育てに関する事業が実施されております。その一つ一つに効果や課題があり、また情勢によって市民から求められる役割も変化してきています。行政には、それらの事業を絶えず吟味し、市民ニーズに合ったものに変えていくことが必要であります。 そのためにも、下記の点において行政組織の中で一元化した取り組みを望むものであります。 以下、項目ごとに読み上げさせていただきます。 1、男女の出会いの場の創出、結婚促進支援活動について。男女の出会いの機会を提供し、婚姻数の増加に努めること。 2、母子保健及び医療の充実について。妊娠期の母子の健康を確保し、安心して出産できるようにすること。また、各種制度内容や相談先の周知に努め、現行のサービスを十分理解・活用してもらい、安心して子育てできるように努めること。また、子供への医療費助成のさらなる充実を図ること。 3、保護が必要な子供や家庭への支援について。ひとり親家庭、障がい児への支援の充実を図り、児童虐待防止に努めること。 4、保育施設・学童保育所の充実と質の向上について。保育施設及び学童保育所は仕事と育児の両立に重要であり、休日保育や病児保育、病後児保育など多様な働き方に対応可能な施設の運営に努めること。また、幼児・児童の将来の人格形成の礎となることを念頭に、保育のさらなる質の向上を目指していくこと。 5、教育環境の充実について。子供たちに健やかな体と確かな学力、みんなで支え合う心を持って学ぶことができるように充実を図っていくこと。また、子供たちが集い、遊びや学習ができる環境や機会の提供が必要である。 6、子育てしやすい就労環境への応援について。働きながら子育てをするためには、保育施設の環境整備を推進するとともに、子育てしやすい就労環境の整備も必要である。関係機関と連携して、次世代育成支援対策推進法に基づく一般事業主行動計画の策定について事業所に呼びかけていくこと。また、仕事と生活を調和させる働き方を推進し、家族と有意義に過ごすことができるように努めること。 7、地域で支える子育ての促進について。地域における子育て意識を高め、より多くの住民で子供たちの健やかな成長を見守る取り組みを推進していくこと。 以上、7項目であります。 少子化対策・子育て支援の問題は、何か1つを改善すれば解決するものではありません。直接的には、経済的な援助ということがありますが、果たしてその金額に満足する上限があるのだろうかとも考えられます。助成金額の増額要望の繰り返しになってしまう可能性もあります。経済的援助をハード事業と例えるなら、精神的な満足度をソフト事業に例え、子供を育てる喜びを感じてもらう働きかけも同時に必要であります。 そして、若い人が結婚しないのは時代の流れ、子育ては母親のもの、子育て応援は小さい子供がいる人が考えるもの、子育て応援は行政が考えるものなどといった固定的な考えにとらわれず、こういう助けがあればよかったという視点を、市民、企業、行政が常に意識して話し合いを繰り返すことで、子育て応援は市民みんなのものであるという意識を定着させることが、生みやすい環境、育てやすい環境にしていくものと考えます。 そのためにも、今後とも機会をとらえ、市当局と連携しながら対策に努める必要があります。 以上、調査結果を申し上げ、本委員会の報告といたします。 なお、本委員会の開催状況及び活動の状況の詳細につきましては、お手元に配付しております報告書をごらんいただきたいと思います。 終わりに、本委員会に御協力、御助言を賜りました関係者の皆様、委員の皆様、議員各位並びに関係当局の方々に心から感謝を申し上げます。 以上でございます。 ○菅井儀一議長 これより特別委員会委員長の報告に対し、質疑を行います。 (「なし」と呼ぶ者あり) ○菅井儀一議長 ないようですので、質疑を終結いたします。 ただいまの報告は、特別委員会における調査検討についての報告でありますので、御了承をお願いいたします。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ △駅前整備・高速交通体系推進について ○菅井儀一議長 次に、日程第46、駅前整備・高速交通体系推進についてを議題といたします。 駅前整備・高速交通体系推進特別委員会委員長から、特別委員会における調査の経過並びに結果について報告を求めます。 ----------------------- △駅前整備・高速交通体系推進特別委員会委員長報告 ○菅井儀一議長 駅前整備・高速交通体系推進特別委員会委員長、25番、村上栄三郎議員。 (村上栄三郎駅前整備・高速交通体系推進特別委員会委員長 登壇) ◆村上栄三郎駅前整備・高速交通体系推進特別委員会委員長 駅前整備・高速交通体系推進特別委員会調査経過及び結果につきまして、その概要を会議規則第39条第1項の規定により御報告いたします。 本委員会は、平成17年11月に設置された鉄道高速化・駅前再開発対策特別委員会に引き続き、鉄道の高速化、また駅前再開発についての調査研究を行ってまいりました。 鉄道の高速化に関しては、これまで山形県の山形新幹線機能強化検討委員会及び新潟県と共同で進められてきた羽越本線高速化調査の最終報告を受け、それぞれの調査結果の比較検討がされた経過があります。 山形新幹線は、県内の一体化と仙台圏の接続を視野に入れた地域活性化への効果等により、庄内延伸は重要であるという考えが示されましたが、時間短縮、概算事業費、費用対効果などの比較項目中、特に事業費においては、羽越本線高速化と比較して山形新幹線延伸に係る経費は大きく、さらには国庫補助の活用を見込めないために地元自治体の負担増加が予想されていることなどから、新潟駅同一ホーム乗りかえ及び羽越本線高速化改良方式が有効であるとの見解が県によって示され、羽越本線高速化の動きが見られました。 委員会としては、酒田駅の利便性の向上と駅周辺のにぎわいのあるまちづくり構想の参考として、駅舎を含む駅周辺整備を実施した新潟県豊栄駅、亀田駅、新津駅について、また、静岡県磐田駅、袋井駅を視察しました。整備事業の負担割合については、それぞれの自治体とJR側との協議により進められてきましたが、国土交通省において橋上駅舎整備費のJRと自治体との負担割合のルール化の検討がなされており、袋井駅整備事業においても検討されておりました。 新潟県の3駅については、それぞれの駅のよい面を参考にして取り入れられており、駅前広場の有効利用、駅裏と言われた地域のまちづくりの進展、自由通路とバリアフリー化による駅周辺の活性化、市役所機能の設置、自転車置き場の整備など、市民の要望にこたえられておりました。 静岡県磐田駅、袋井駅についても、駅周辺の土地の有効利用を図るためのまちづくり計画の策定、駅裏と言われる地域との自由通路による駅周辺のにぎわいなど、参考になるところが多々ありました。 さらに、JR東日本新潟支社、駅周辺商店街、商工会議所との意見交換会も開催しましたが、基本的には市において駅舎や周辺地域の整備基本計画を策定し、その上でJRへ協力等を働きかけていく姿勢が大切であり、議会もそれに向かって進んでいくものだと思っているところであります。 本年6月17日には、羽越本線等の鉄路沿線及び周辺地域の活性化を図る目的で、庄内2市3町、山形県、東日本旅客鉄道(株)新潟支社、庄内交通(株)、羽越本線新幹線直通促進庄内地区期成同盟会を構成員とする庄内地区地域公共交通活性化協議会が設立されました。今年度は、地域公共交通総合連携計画策定調査及び計画策定の事業として、公共交通の現状分析、利用実態・ニーズ把握調査、交通拠点活性化調査、課題の抽出が実施され、この結果から有効な方策を検討した上で計画を策定、具体的な施策が実施されることを期待するものであります。 このような状況の中、鉄道高速化をめぐっては県・市ともにいまだ判断の時期をうかがっている段階であり、本委員会としても山形新幹線延伸、羽越本線高速化、どちらかの選択まで踏み込んだ議論を深めるに至らなかった点については、課題を残す結果となりました。 今後、安全輸送と高速化という課題を踏まえつつ、地域発展、活性化には欠かせない高速交通網の実現のため、国・県及び関係機関、沿線市町村との連携を一層強化しながら、適切な活動を行っていく必要があると考えております。 また、駅前ジャスコ跡地の開発に関しては、平成19年6月、酒田市土地開発公社が当該地を取得するに至ったことにより、酒田市が主導で民間と連携し、開発を進めることとなりました。 広場、バスターミナル、周辺道路を行政が、にぎわい創出につながる利便施設を民間が整備するという枠組みで事業を進めつつあります。民間開発部分については、平成20年12月、市内の民間業者6社により酒田フロントスクエア開発準備会が設立され、再開発の専門家の力をかりながら平成24年度の施設オープンに向け作業が進められております。本委員会としても、酒田市の玄関口として公共性の高い駅周辺の開発に対する市の積極的な介入は推すところであり、当該地域の活性化、にぎわいを創造するためになお一層の事業を推進すべきであります。 今後、鉄道高速化の動向も注視しつつ関係機関との連携を密にし、市民の理解を得ながら継続して検討を行い、駅周辺地域の基本構想計画の中で、橋上駅舎、東西道路整備など早急に計画を策定する必要があります。 以上申し上げて、本委員会の報告といたします。 なお、本委員会の開催状況及び活動につきましては、お手元に配付しておりますので、御報告をごらんいただきたいと思います。 終わりに、本委員会に御協力、御助言をいただきました委員の皆様、議員各位並びに関係当局に心から感謝を申し上げまして、御報告といたします。ありがとうございました。 ○菅井儀一議長 これより特別委員会委員長の報告に対し、質疑を行います。 (「なし」と呼ぶ者あり) ○菅井儀一議長 ないようですので、質疑を終結いたします。 ただいまの報告は、特別委員会における調査検討についての報告でありますので、御了承をお願いいたします。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ △請願第5号日米FTAに反対する意見書提出に関する請願 ○菅井儀一議長 次に、日程第47、請願第5号日米FTAに反対する意見書提出に関する請願を議題といたします。 これより経済常任委員会委員長より、常任委員会における審査の経過並びに結果について報告を求めます。 -----------------------経済常任委員会委員長報告菅井儀一議長 日程第47について、経済常任委員会委員長、29番、後藤孝也議員。 (後藤孝也経済常任委員会委員長 登壇) ◆後藤孝也経済常任委員会委員長 経済常任委員会に付託されました請願1件につきましては、審査の結果、次のとおり決定いたしましたので、会議規則第39条第1項の規定により御報告申し上げます。 受理番号、請願第5号。件名、日米FTAに反対する意見書提出に関する請願。審査年月日、平成21年9月10日。審査の結果、採択であります。 意見、農産物の輸入がふえ、農業経営を続けられない事態が急速に広がっている。 今、問題になっている日米間のFTA(自由貿易協定)は、農産物の輸入全面自由化に道を開くものであり、日本農業の崩壊につながることから、断じて認めるわけにはいかない。 ついては、日本農業を壊滅に導く日米FTA交渉を行わないよう、政府関係機関に意見書を提出されたいという願意妥当であります。 措置、政府関係機関に意見書提出であります。 以上、よろしく御審議くださいますようお願い申し上げます。 ○菅井儀一議長 これより経済常任委員会委員長の報告に対し、質疑を行います。 (「なし」と呼ぶ者あり) ○菅井儀一議長 ないようですので、質疑を終結いたします。 これより討論を行います。 (「なし」と呼ぶ者あり) ○菅井儀一議長 ないようですので、討論を終結いたします。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ △採決 ○菅井儀一議長 これより採決いたします。 日程第47、請願第5号日米FTAに反対する意見書提出に関する請願を採決いたします。 お諮りいたします。 請願第5号は、経済常任委員会委員長の報告は採択であります。経済常任委員会委員長の報告のとおり決するに御異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○菅井儀一議長 御異議なしと認めます。 よって、請願第5号は経済常任委員会委員長の報告のとおり決しました。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ △請願第6号ミニマム・アクセス米の義務輸入中止を求める意見書提出に関する請願外1件(閉会中継続審査) ○菅井儀一議長 次に、日程第48、請願第6号ミニマム・アクセス米の義務輸入中止を求める意見書提出に関する請願及び日程第49、請願第7号米価急落対策の実施を求める意見書提出に関する請願の2件を議題といたします。 お諮りいたします。 請願第6号及び請願第7号の2件は、お手元に配付いたしておりますとおり、経済常任委員会委員長から閉会中の経済常任委員会の継続審査の申し出があります。経済常任委員会委員長の申し出のとおり、閉会中の経済常任委員会の継続審査に付することに御異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○菅井儀一議長 御異議なしと認めます。 よって、請願第6号及び請願第7号の2件は、閉会中の経済常任委員会の継続審査に付することに決しました。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ △議会第3号日米FTAに反対する意見書について ○菅井儀一議長 次に、日程第50、議会第3号日米FTAに反対する意見書についてを議題といたします。 発議者の説明を求めます。 29番、後藤孝也議員。 (29番 後藤孝也議員 登壇) ◆29番(後藤孝也議員) ただいま議題となっております議会第3号の意見書について御提案申し上げます。 議会第3号日米FTAに反対する意見書について。 日米FTAに反対することについて、別紙のとおり政府関係機関に意見書を提出するものとする。 平成21年9月15日提出。 発議者は、酒田市議会議員、後藤孝也、同じく門田克己。賛成者は、酒田市議会議員、佐藤猛、同じく小松原俊、同じく毛屋実、同じく千葉衛、同じく橋本明宗、同じく富樫幸宏であります。 日米FTAに反対する意見書。 近年、農産物の輸入が増え、農業経営を続けられない事態が急速に広がっています。農業と農村の再生に今最も必要なものは、農家が安心して生産を続けられる条件を早急に整えることです。 今問題となっている日米間のFTA(自由貿易協定)は、農産物の輸入全面自由化に道を開くものであり、米国産の安い農産物が大量に輸入されることになれば、食料自給率の大幅な低下を招き、日本農業の崩壊につながることは必至であり、断じて認めるわけにはいきません。 よって、日本農業を壊滅に導く日米FTA交渉を行わないことを強く要望いたします。 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出いたします。 あて先は、内閣総理大臣、農林水産大臣、外務大臣、経済産業大臣であります。 以上、よろしく御審議くださいますようお願い申し上げます。 ○菅井儀一議長 お諮りいたします。 ただいま議題となっております議会第3号については、会議規則第37条第2項の規定により、委員会付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○菅井儀一議長 御異議なしと認めます。 よって、議会第3号は委員会付託を省略することに決しました。 これより質疑を行います。 (「なし」と呼ぶ者あり) ○菅井儀一議長 ないようですので質疑を終結いたします。 これより討論を行います。 (「なし」と呼ぶ者あり) ○菅井儀一議長 ないようですので、討論を終結いたします。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ △採決 ○菅井儀一議長 これより採決いたします。 お諮りいたします。 議会第3号日米FTAに反対する意見書については、原案のとおり決するに御異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○菅井儀一議長 御異議なしと認めます。 よって、議会第3号は原案のとおり決しました。 ただいま可決されました意見書についての事後の処理は、議長に御一任願います。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ △報告事項 ○菅井儀一議長 次に、報告事項がありますので、事務局長から報告いたします。 事務局長。 ◎菊池太事務局長 申し上げます。 平成21年9月15日付、地方独立行政法人山形県・酒田市病院機構の経営状況を説明する書類を各議員に配付してございます。これは、地方自治法第243条の3第2項の規定により本議会に提出されたものでございます。 よろしく御精査くださいますようお願い申し上げます。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ △報第18号平成20年度地方独立行政法人山形県・酒田市病院機構の業務実績の評価について ○菅井儀一議長 次に、日程第51、報第18号平成20年度地方独立行政法人山形県・酒田市病院機構の業務実績の評価についてを上程の上、議題といたします。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ △市長提案理由説明 ○菅井儀一議長 提案者の説明を求めます。 阿部市長。 (阿部寿一市長 登壇) ◎阿部寿一市長 ただいま上程になりました議案の概要について御説明申し上げます。 報第18号については、地方独立行政法人山形県・酒田市病院機構の平成20年度の業務実績について、同機構の評価委員会から評価の結果に関する報告がありましたので、地方独立行政法人法第28条第5項の規定により、議会に報告するものであります。 以上、よろしく御審議くださるようお願い申し上げます。 ○菅井儀一議長 これより質疑を行います。 (「なし」と呼ぶ者あり) ○菅井儀一議長 ないようですので、質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております日程第51、報第18号平成20年度地方独立行政法人山形県・酒田市病院機構の業務実績の評価については、地方独立行政法人法第28条第5項の規定に基づく議会への報告でありますので、御了承をお願いいたします。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ △散会 ○菅井儀一議長 以上をもって本日の日程は全部終了いたしました。 本日はこれをもって散会いたします。 なお、次の本会議は9月16日午前10時から再開いたします。 どうも御苦労さまでしました。ありがとうございました。   午前11時26分 散会...